「望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛すの」は、人気小説「もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を」がコミカライズで登場した作品です。
ネット上では「ネタバレやあらすじが気になる!」といった声が見受けられます。
そこで今回は、望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛すのネタバレあらすじを、出せるところまで紹介していきます!
望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛すのネタバレあらすじ
数々の国が乱立し覇権を争う、女神に見守られし世界。
リデア国より敗戦の証として皇太子に嫁いだ王女・ティナーリアは、残虐で悪名高い祖国の評判ゆえ、城の場外で忌み嫌われています。
生活費は着服され、出されるのは粗末な食事。
それでもよかった。
妾腹の、嫌われ者だった自分に初めて笑いかけてくれた、初恋の人。
彼のそばにいられるのなら。
そう思っていたのに――
「私には将来を約束していた恋人がいる」夫・キースの冷たい言葉に、泣くのを堪えるティナーリア。
彼女は知らなかった。
女に溺れる父王を反面教師に、彼女の笑顔に戸惑うキースが自身を律しているなんて。
「もう一度お会いできたことが奇跡」そうほほ笑み、ただひたすらに彼の幸せを願う、美しくも優しい王女に幸せは訪れるのか――。
作品の魅力、推しポイント!
国家間の政略結婚は、往々にして甘くありません。
国を背負っての結びつきだから、一般家庭の親戚との付き合いと比べるまでもなく、向けられる悪感情は国家単位。
元敵国となれば、主人公・ティナーリアが嫌われる素地は十分です。
だからこそ、彼女の素直で優しい性格と、妖精のような可愛らしさ、キースを想う一途な気持ちが世間に知らしめられたあかつきにはきっと、“総嫌われからの溺愛”になるでしょう。
この作品の魅力は、読者にそう期待させてやまない登場人物設定と、よく練られた世界設定にある。特に世界設定は、今後の展開にどう作用するのか着目したいです。
皇太子妃の生活について采配を一任されておきながら、無責任な対応しかしない臣下・ライオネルや、表面上はお淑やかな令嬢に見えるも、お腹は真っ黒に違いない貴族令嬢クリアーナ。
敵国の王女という色眼鏡でティナーリアを見る登場人物が、盛大にざまあされるのか、はたまた彼女気高い心に触れて改心するのか。
彼らの助言に従う夫・キースの行く末も楽しみだ。出会いの場面でティナーリアの笑顔に見とれていた彼が、果たして本当の彼女を知って溺れていくか、それとも見放されて離縁するのか。
一途に初恋の人を想うティナーリアの気持ちを考えると、やはり結ばれてほしい。今後の展開に目が離せない作品です。
望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛すはどんな人におすすめ?
それでは「望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」がどんな人におすすめかを示してみます!
- 政略結婚で嫁いだ先で嫌われ、陰湿ないじめを受けても笑顔でいる主人公が見たい人
- 初恋の人を一途に思い、結ばれなくても陰ひなたに支えようと決意する健気な主人公を応援したい人
- “嫌われからの溺愛”の展開が大好きな人
- 綺麗なカラー絵で繊細に描かれた美しい登場人物たちにうっとりしたい人
なお、「望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」は、電子書籍配信サービスのコミックシーモアやebookjapanで、無料でで試し読みができます!
気になる方は、まずは無料試し読みからしてみるといいですね。