こいのわ 婚活クルージング

CAST

風間杜夫

風間杜夫

1949年4月26日生まれ、東京都出身。子役として活動後、大学時代に演劇活動を始め、71年に劇団「表現劇場」を結成。その後、映画やドラマにも活躍の場を広げ、『蒲田行進曲』(82/深作欣二)他で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞、「スチュワーデス物語」(83)で人気を確立する。最近の主な出演作に映画『椿三十郎』(07/森田芳光)、『インスタント沼』(09/三木聡)、『青天の霹靂』(14/劇団ひとり)、『本能寺ホテル』(17/鈴木雅之)、ドラマ「ごめんね青春!」(14)、「マッサン」(15)などがある。金子修介監督作品へは『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(16)に続く出演。落語家としても活動する。2010年、紫綬褒章受章。

思い返しても、本当に楽しい日々だった。2016年秋、広島カープが優勝のゴールに向かって突き進んでいたのに時を重ねて、街全体がその活気で満ち溢れていた中で、オール広島ロケで、同じくらいの熱いエネルギーで、みんなと一緒に創った映画の現場が、本当に懐かしい。マツダスタジアムのロケは撮影もラスト近く、確か優勝を決めた後であった。長い広島滞在で、ほぼ広島県民と化しているキャストスタッフの気持ちが、異常に盛り上がったことは言うまでもない。広島が県を挙げて取り組んでいる「婚活」が、この作品の柱でもあり、間違いなく僕たちが動かされた原点であった。担当県職員の方々、僕の役のモデルとなったFさん、惜しまず協力をしてくださった人々、今もお顔が目に浮かぶ。広島ならではの美しい風景、爽快なクルージングと穏やかに広がる海、背景も味方をしてくれた。僕はどれほど広島が好きになったか分からない。実年齢に近い役を演じた僕にとっては、共演の片瀬那奈さんが、リアルに夢を叶えてくれた。難しいコメディエンヌとしての才能にも目を見張った。監督は、俳優を褒めて育てる優しさを持ちながら、決して譲らない粘り強さを合わせて、全てを導いてくれた。そして作品は、僕の作品への思いをもっと超えて、豊かに仕上がった。心の芯を、ほんわかと温める映画だ。熟年世代の婚活というシビアな現実を踏まえたうえで、ユーモアをちりばめて笑いが多く、その分だけ哀愁と現実味が際立ったのだろうか、登場人物の誰もが愛おしくて、ラストには不覚にも涙がこぼれて困った。メッセージは深い。何もかもを失った時に、一番大切なものが見える。誰しもが、パートナーと出会うのに遅いことはない。人生はいくつになっても夢と冒険に満ちている。この作品を、多くの方に観て頂けることを楽しみにして。

片瀬那奈

片瀬那奈

1981年11月7日生まれ、東京都出身。98年にモデル活動を始め、99年「美少女H2」で女優デビュー。金子修介監督作品への出演は『デスノート the Last name』(06)以来となる。他の主な出演作に映画『20世紀少年』シリーズ(08・09/堤幸彦)、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(10/豊島圭介)、『荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE』(12/飯塚健)、『HK 変態仮面』シリーズ(13・16/福田雄一)、『二流小説家 シリアリスト』(13/猪崎宣昭)、『海月姫』(14/川村泰祐)、『アイアムアヒーロー』(16/佐藤信介)、ドラマ「オンナミチ」(16)、「マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜」(16)など。2011年より情報番組「シューイチ」のMCとしても活躍。

率直な気持ちは、私でいいんでしょうか!?と驚きました。金子監督とは映画デスノート以来でまたご一緒させていただきたいと思っていましたし、脚本を読んだ時、主人公のナギが、まるでもう1人の自分を見てるかの様な感覚で是非とも演じたいと思いました。オール広島ロケということで、カープの優勝で盛り上がっていた広島県の素敵な場所を巡りながら撮影するのは、旅をしているようで楽しかったです。風間さんは本当に素敵な人です。大人の色気を振りまきながら、時折すごくお茶目で、芝居ではしっかり受けとめていただきました。撮影が始まった頃は、誠一郎さんは恋愛対象としては年上すぎるんではないかと思っていたんですが、風間さんのおかげで撮影終盤には、こんな大人な雰囲気も素敵だなぁと少し恋愛観が変わった気がします。こいのわは、幾つになっても愉しく、恋もして、自分らしく素直な気持ちでいることが大切なんだなぁと感じさせてくれる作品です。シアワセになるキッカケが見つかるかもしれない『こいのわ 婚活クルージング』を是非ご覧ください。

八嶋智人

八嶋智人

1970年9月27日生まれ、奈良県出身。90年に松村武らとともに劇団カムカムミニキーナを旗揚げ。同劇団の看板俳優として活躍する一方、ドラマ「HERO」(01-14)シリーズ、「マッサン」(15)やバラエティ「トリビアの泉」(01-07)などで注目を浴びる。主な映画出演作に『約三十の嘘』(04/大谷健太郎)、『容疑者 室井慎次』(05/君塚良一)、『秋深き』(08/池田敏春)、『つむじ風食堂の夜』(09/篠原哲雄)、『映画 怪物くん』(11/中村義洋)、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14/行定勲)、『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』(16/山口雅俊)などがある。

藤田朋子

藤田朋子

1965年8月3日生まれ、東京都出身。87年、「レ・ミゼラブル」の一般公募に合格して舞台デビュー。翌年、NHK連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」でヒロインに抜擢される。主な出演作に映画『ザ・中学教師』(92/平山秀幸)、『流れ板七人』(97/和泉聖治)、『築城せよ!』(09/古波津陽)、『ポプラの秋』(15/大森研一)、『向日葵の丘・1983年夏』(16/太田隆文)、『無伴奏』(16/矢崎仁司)、『ハイヒール革命』(16/古波津陽)、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(90-11)、「いつか陽のあたる場所で」(13)、「グッドモーニング・コール」(16)など。

町田啓太

町田啓太

1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し、同年に舞台「ろくでなしBLUES」で俳優デビュー。主な出演作に映画『劇場霊』(15/中田秀夫)、『HiGH&LOW』シリーズ(16/久保茂昭、山口雄大、17/久保茂昭、中茎強)、ドラマ「花子とアン」(14)、「流星ワゴン」(15)、「美女と男子」(15)、「ガッタン ガッタン それでもゴー」(15)、「スミカスミレ 45歳若返った女」(16)、「人は見た目が100パーセント」(17)、「定年女子」(17)などがある。

小橋めぐみ

小橋めぐみ

1979年7月3日生まれ、東京都出身。1994年ドラマ「半熟卵」でデビュー。映画の出演作に『アニバーサリー』(16/本広克行他)、『64-ロクヨンー』(16/瀬々敬久)、『遺体 明日への十日間』(13/君塚良一)、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12/本広克行)などがある。読書家としても知られ、新聞や女性誌などで書評も手掛ける。読書エッセイ『恋読 本に恋した2年9ヶ月』を上梓。

白石美帆

白石美帆

1978年8月8日生まれ、茨城県出身。「スーパーサッカー」をはじめとするスポーツ・情報番組でキャスターや司会として活躍した後、『白い船』(02/錦織良成)で女優デビュー。主な出演作に映画『ベルナのしっぽ』(06/山口晃二)、『ジーン・ワルツ』(11/大谷健太郎)、『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』(13/内片輝)、『L♥DK』(14/川村泰祐)、ドラマ「保育探偵25時」(15)、「別れたら好きな人」(15)、「ひよっこ」(17)などがある。金子監督作品へは『ばかもの』(10)に続く出演。

中山忍

中山忍

1973年1月18日生まれ、東京都出身。88年に女優デビュー。95年、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(95/金子修介)でブルーリボンをはじめ数多くの助演賞を受賞。金子監督作品は他にも『ガメラ3 邪神覚醒』(99)、『クロスファイア』(00)、『恋に唄えば♪』(02)に出演している。他の主な出演作に『ゴジラVSメカゴジラ』(93/大河原孝夫)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(01/堀川とんこう)、『バルトの楽園』(06/出目昌伸)、ドラマ「はみだし刑事情熱系」(98-00)、「刑事吉永誠一 涙の事件簿」(04-16)など。

山本浩二

山本浩二

1946年10月25日生まれ、広島県出身。法政大学野球部時代、富田勝、田淵幸一とともに「法政三羽ガラス」と称される。68年、ドラフト1位で広島東洋カープに入団。75年、オールスターゲーム第1戦にて衣笠祥雄と二打席連続アベック本塁打を放ったことを皮切りに、シーズン通して「赤ヘル旋風を」巻き起こし、カープをリーグ初優勝に導いた。打・守・走いずれも超一流の4番バッターとして、5度のリーグ優勝と3度の日本一に貢献した後、86年に現役を引退。89〜93年、2001〜2005年の通算10年間、カープの監督を務めた。愛称は「ミスター赤ヘル」、背番号「8」はカープの永久欠番。

ページトップ